院長略歴

院長: 岩間 渉 (Dr.Wataru Iwama)

私が歯科医になったのは、1982年の春でした。
大学に残って勉強しようか、実家に帰って務めようかまよっていましたが、クラブ活動の顧問の先生に相談したところ、お知り合いの紹介していただき、東京日比谷の富国生命ビルにある、正井歯科室に勤めました。

岩間歯科の現在の診療方針のほとんどは、先生から学びました。
残念ながら他界されましたが、先生の元で学ばせて頂き本当に感謝しております。

正井先生の教えは厳しく、数々のセミナーにいかされました。
「岩間先生、歯科医は歯科の勉強はしてきましたが、社会人としての勉強はしていませんね。
新橋に江川宏の話し方教室がありますから行ってきてください。自腹で。」

当時の初任給が18万円の私にとって、月謝1万円はかなり厳しい出費でしたが、話し方教室に参加することにしました。そこには新人社会人やおじさんおばさん社会人等多数参加されておりました。

大学出たての私にとって社会人としての基礎を学んだこと、社会人として何を要求されているのかを教えて頂いたことはのちのち大変役に立ちました。
結果として、そこで三分間スピーチの基本を学ぶことができました。
(当院では患者様とのコミュニケーションを大切にしています。必ず事前に治療のご説明を行い、患者様が心底納得がいかれた段階で、初めて治療を行うようにしています。)

次なるセミナーは、我が人生に大きく影響した歯科医療哲学のセミナーでした。
フロリダにDrパンキーという先生がおられ、今でもパンキーインスティツゥードという歯科医のための教育機関がありますが、そこで学んでこられた大阪の川村康夫先生に歯科医療哲学を学びました。

当時は、私も年齢が若く、キャリアもあまりありませんでしたが、一文だけ頭に残っている言葉がありました。 それは、

「あなたの知識を知りなさい。あなたの患者様 を知りなさい。知識を知恵にかえなさい。そして、あなた自身を知りなさい。」

アリストテレスのクロスオブライフにちなんだDr.パンキー先生の言葉でした。

含蓄のある言葉すぎて強烈に記憶に残っており、それ以来私の人生の指標にさせていただきました。

実は、それが岩間歯科のロゴマークなのです。
昭和63年に開業するときに、少し時間がありましたので、夜な夜なコンパスと定規を駆使して、ロゴマークを作りました。

その下にトータルヘルスケアと書いたのは、お口の疾患をただ治すだけではなく、体全体からどうしてそうなったか原因を探り、どうしたら再発を防げるかを考える木を見て森を見ずにならないように、戒めとして掲げさせていただきました。

未だにその真理にたどり着けておりませんが、精進して参りたいと思います。